1P用(1個目)製作(ロアス製USBパッド)
1個目は近くのハードオフで入手したロアス製のUSBパッド(300円)を使用。
なかなか大変でした。スーファミコントローラとUSBパッドは
どちらも裏側のビスを外せば簡単に分解できます。
分解したスーファミパッドの中身です。ミツミ製
コントローラのケーブルはコネクタになっているので引き抜き(結構固め) 基板についているコネクタ自体も取り外します。また、コントローラICも 外してしまいます。ここのランドに線材を取り付けます。
このICをはんだごてで外します。
外しました。ここのランドとUSBパッドを線材で接続。
一方のUSBゲームパッドをスーファミパッドの基板の下に押し込むのですが 購入したゲームパッドの基板はターボボタン用にボンディングICが実装されており USBマイコンとの距離がかなり離れています。失敗。。
分解したUSBゲームパッド。ロアス製
左側の黒丸が連射用ボンディングIC
スーファミパッドに収めるため2つのICを残したまま極限まで基板を削ります。 大変でした。ダイオード、セラミック振動子はすべて一度外して表側に付け直しています。 USBケーブルはブッシング部分を切り捨ててこちらも表側最短で接続しなおしました。 あとは不要な基板を切り捨てた上でスーファミパッドの下のボスを1つだけ切り捨ててそこに収めます。
なんとか収まった(汗)
本当にギリギリでした。このパッドはお勧めしません。 あとはUSBパッドのレジストをはがしスーファミパッドのIC部に 線材を飛ばします。これが一番大変。ピンアサインは下記のとおりです。
スーファミ側のピンアサイン
USBパッド側のピンアサイン
上下キー4本+ABXY+上RL+SELECT+START+GND(忘れないでね)の計13本を線材で飛ばします。 あわてずゆっくりやりましょう。線材の余長分はUSBパッド側に簡単に押し込めるので 長めに線材を確保して基板をずらした状態で実施するのがコツです。 線材の部分の写真をとりたかったのですが時間に追われ、家族のブーイングがひどく 取れませんでした。
完成しました!次回は2P(2個目)
2P用(2個目)製作(サンワ製USBパッド)
2個目はヤフオクで入手。マイクロソフトのアナログコントローラとセット 送料込みで1000円なり。今回はサンワサプライ製JY-P24Uを使います。
サンワサプライ製JY-P24U
分解してみたところ、シンプルな構成でバッチリでした。
シンプルな基板
USBマイコンと発振子、コンデンサのみのシンプル構成
ピンアサインを確認の確認が終わったら、またバキバキと切り捨てます。 今回はICもDIPなので大胆にきることができました。 発振子は横に寝かせて、セラコンは端子直付け。ケミコンは捨てて、スーファミパッドに乗っていたセラコンを移動させました。 これで高さを抑えます。
今回は楽に収まった
接続先を間違えないように配線していきます。 今回も13本。GND線を忘れずに。
ピンアサインはこちら。ロアス製と揃えます。
配線完了。
あとは絡まないように気をつけてふたを閉めていけばOK。 動作確認をして完了です。
かまないように丁寧にケースに収めます。
2台目完成!
これで楽しくプレーができそうです。 子供が敏感に反応するのであまりできないんですけどね(笑)